自分は1年浪人で中堅私大薬学部ですが、当時の実力からすると国立大の薬学部ぐらいは入れるつもりでした。
うそではありませんよ!
しかし、今思うと効率悪い勉強していたなと思います。大人の視点から受験が失敗した理由を考えてみました。
目次
アウトプットをせずに分かった気になっていた
予備校の授業をとりあえず受けていた
浪人時は全日制のとある予備校に通っていたのですが、秋ごろから予備校の授業の復習をしなくなってしまい、ただ授業を受けている状態になってしまいました。
典型的な時間の浪費です。それなら一人で問題集を解いていたほうがよっぽどましです。
模試は受けて1度復習して終了
自分の立ち位置が気になっていたので、秋から毎週末は模試を受けていました。
最低限その日に復習はするものの、それ以降は全く開かず。
しばらく時間をおいてからもう一度解いてみるべきでした。
夏期講習、冬期講習を取りすぎて消化不良に
これもありがちですが、多くの講座に登録してしまったため、復習がおろそかになってしまったため、身に付きませんでした。
復習する時間が取れないなら受講すべきではありません。
出来ない問題を捨てる戦略を理解していなかった
全ての試験で100点を狙っていました。
今大人になってみると、冷静に問題を見ることができますが、TOEICでも易しい問題の中に難しい問題混ざっていたりします。
そのような問題に時間をかけずに基礎的な問題で確実に合格点を取るという発想がなくやみくもに問題にあたっていました。
まとめ
受験生の自分はインプットばかりしていて、アウトプットの量が足りていなかったように思います。
アウトプットすることでより効率的にインプットもできます。
また、今思うと予備校では勉強そのものを教えてもらっていましたが、勉強の方法、戦略、考え方などは教えられていませんでした。
どうしたら点数が取れるのか?なぜ取れないのか?
合格者はなぜ合格できるのか?大人の今なら多角的に考えることができそうです。
試験に出ない問題を勉強しても、人生の教養にはなりますが点数は取れません。
試験という相手が何を欲しているのか相手のニーズを考えることが重要だったのでしょう。
受験、勉強、ビジネス、とにかくアウトプットが重要です。自分が学生の頃に樺沢先生のこの本を読んでいれば人生が変わったかもしれません。
もし受験生の自分に一冊本を渡せるならこの本を贈ろうと思います。